2015年ノーベル医学生理学賞に大村智、ノーベル物理学賞に梶田隆章

 寄生虫病の特効薬を微生物が作る抗生物質を見つけて、家畜だけでなく、人にも効果が有効で何億人の人々を寄生虫病から救っている。これらの功績によって、ノーベル医学生理学賞の受賞が決まった。(下記参照)
 米国のメルク社と共同で家畜の寄生虫病の特効薬「イベルメクチン」を微生物が作り出すエバーメクチンから改良してつくりだし、特許は、メルク社が取って、契約で売り上げの何%かを研究費等にまわすことにより250億円も得ることができ、またメルク社は、宣伝も兼ねて、大村智・北里大特別栄誉教授の了承を得て人用に開発した「メクチザン」を無償で提供して10億人以上に投与された。(下記参照)
 さすがに米国の企業、家畜への売り上げが何千億円にもなり、研究者に特許料を売り上げに比例させて、巨額の研究費を提供した。今回は、個人の特許にする代わりに契約で会社の特許にしていた。
 日本企業は、企業の特許にして、研究者には、言い訳程度に出さない、このたに優秀な研究者は米国に行くことになる。
 日本人が、ノーベル賞を多く受賞してが、これも利他主義の人が多く、他人のためになることをして、喜ばれることに幸せを感じるためである。
 キリスト教も利他主義を教えて、ボランティアや寄付活動など行っているが、このためにキリスト教の国もノーベル賞の受賞者が多い。

 ノーベル物理学賞に東京大学宇宙線研究所長の梶田隆章がニュートリノに重さがあることを見つけて、受賞した。
 ずっと長い間、ニュートリノには重さがないと考えられてきた。ところが1998年に日本のスーパーカミオカンデが、ニュートリノの体重はゆらりゆらりと2つの重さの間で変化を続けていることを見つけ、これがニュートリノに重さがある決定的証拠となった。

 今年は、ノーベル賞を医学生理学と物理学の分野で二人も受賞することになった。大村智博士は、山梨大学を出て教員になって、東京理科大を経て米国大学で研究していた。梶田隆章博士も埼玉大学理学部物理学科を出て、東大大学院で博士になって、研究していた。二人とも地方の大学を出て、研究を重ねて大きな成果を出した。これは、地方大学でも優れた研究者を育て、また個人の努力によってこのような結果になった。
 これは、暗記だけのペーパーテスト秀才ではないが、地道な研究を続けられる研究者を地方大学で救って、育ててきたことが、ノーベル賞受賞者を増やすことになった。
 地方大学にも多くの優れた研究成果を上げている研究者大勢いることが、日本の科学技術の向上に大きく寄与している。



10億人を救った特効薬=ノーベル賞

時事通信10月5日(月)20時52分

 ノーベル医学生理学賞の受賞が決まった大村智・北里大特別栄誉教授は、長年にわたり微生物が作る有用な化合物を探求してきた。中でも1979年に発見された「エバーメクチン」は、アフリカや東南アジア、中南米など熱帯域に住む10億人もの人々を、寄生虫病から救う特効薬へとつながった。
 大村さんは73年、大手製薬会社メルク社と共同研究を開始。さまざまな微生物が作る抗生物質などの探索を進める中で、静岡県内の土壌から分離された微生物が生産するエバーメクチンを発見した。
 この物質は線虫などの神経系をまひさせる一方、哺乳類の神経系には影響しない特性があることが分かった。エバーメクチンを基に、さらに効果を強めた「イベルメクチン」は家畜の抗寄生虫薬として世界的なベストセラーとなった。
 さらに、失明につながるオンコセルカ症やリンパ系フィラリア症(象皮症)など、熱帯域にまん延する寄生虫病にも効果があることが判明した。
 世界保健機関(WHO)はメルク社の協力を得て、アフリカなど寄生虫病に苦しむ地域にイベルメクチンを配布するプログラムを開始。メルク社によると、2012年までに延べ10億人以上にイベルメクチンが無償提供された。
 WHOによると、西アフリカでは02年までに少なくとも4000万人のオンコセルカ症の感染を予防。象皮症でも00年から対象となる53カ国でイベルメクチンなどの集団投与が進められており、20年までの制圧も視野に入ってきている。 

[時事通信社]

2014年ノーベル物理学賞、日本人3人受賞
http://42646394.at.webry.info/201410/article_2.html

宗教より奇跡を起こす科学技術を信仰する日本人
http://42646394.at.webry.info/201501/article_2.html




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