アベノミックスのデフレ脱却で黒田日銀が国債買って円安、株高に(天才的)

 日銀の黒田総裁がインフレターゲット年2%に設定して、お札を印刷して日本の国債を銀行から買いまくって日本の国債を何百兆円も市場から減らして円安、株高にした高等テクニックで日本を救う。民主党の白川日銀総裁も札を刷って、ドル買いをしたが、直接介入を咎められ、一意的な効果しかなく、一時的には70円台まで円高にして、多くの日本の大企業でさえ大赤字になって倒産しかけた。当然、中小企業は、倒産した。
 日本政府は、国債の利子を購入者に払っているが、日銀の保有国債の利子を日銀にも払うが、日銀の利益は日本の利益で、結局、日銀が購入した債券は、無利子になったことと同じである。
 2014末には300兆円もの国債を保有していることになるが、この利子6兆円が国から日銀に支払われるが、日銀の利益が国の収入になると、6兆円も税収が助かることになる。ただし、日銀が国債を買いまくることによって、10年国債の利回りが0.720%に下がっていることである。国が発行する国債よりも日銀が買い取る量が多いために必然的に金利が安くなってくる。短期国債は金利がほとんどつかない状態にある。
 日本の銀行が500兆円の国債を持っていたが、金利が2%のものが1%以下になると利益が出なくなって、購入しなくなって海外の利回りの高いものを購入する銀行が増える。海外の金利商品は、円高になると元本で損をするので、今後インフレ政策を継続することが前提で購入することになる。また、金利が低下したので住宅ローンでお金を借りて、住宅を購入する人が増えて、消費増につながる。

 ただ、日本にはタンス預金が880兆円もあるとみられているが、日銀が代わりにお金を刷って300兆円で国債を購入したとみることもできる。このお金で国債を買って、国債分の利子が、日銀に入ることになる。さらに金利が下がって、日本国債の金利負担が減少している。日本国債の75兆円ほどは外国人がもっている。
 このように考えると日本のタン預金880兆円を日銀がお金を刷って、代わりに日本の国債300兆円を買ったり、日本の株を3兆円ほど買って、タンス預金を活性化していることになる。まだ残りのタンス預金が580兆円もあるから、まだまだ日本国債を購入する余地があり、日本国内に眠っているタンス預金を活用すれば、もっと大きな利益が得られることを意味している。米国は、個人の資産は、個人が考えて活用して利益を得ているが、日本はタンス預金にして、活用していないことがよくわかる。このタンス預金を日銀が代わりに国債を買ったり、日本の株を買ったりして、日本の政府に大きな利益をもたらしている。まだ残りの580兆円を活用すれば、消費税の3%程度の6兆円も儲けることが可能である。
 逆に言えば、日本の円高は、日本人が880兆円もタンスに眠らせたことによって、起きた現象でもある。市場で動いているお金が、タンスに眠っているために実質、市場から880兆円が消えてしまったことになった。この対策として、日銀がタンスに眠っているお金の代わりにお札を刷って、市場に出したことになる。
 ただ、日本政府が、国債を発行して1000兆円を使い込んでしまったので国民の1600兆円の預金の1000兆円は無くなってしまった。

 6兆円は、自衛隊の予算が5兆円弱であることを考えると如何に巨額のお金が日銀のインフレターゲットで国が利益を得ているかよくわかる。
 ニューヨーク原油が1バーレル60ドルに急落しているが、この状態が一年間続くと日本の原油購入の利益が円安にもかかわらず、6兆円もの利益をもたらす。(2015.01.15現在は、50ドル以下になっている)
 2015年、この二つ合わせて、12兆円も日本の利益が増える年になる。(国債を買いまくって、国債の金利がすでに2%から1%以下に低下してきたので300兆円の金利1%で3兆円と1000兆円の2%の金利20兆円が1%の金利になると10兆円少なくなるので合計13兆円も国債の金利が少なくなる。ただし、国債の金利は、大部分を保有している国内の金融機関に払われるので国内で回るだけであまり景気に影響しない)

 さらに円安で輸出企業の利益が倍増していることから、企業からの税収も増えることになる。ただし、円高時の赤字分を補てんできるためにそのまま増益にならないが、増えることにはなる。
 民主党政権の時に1ドル80円前後になって、日本の企業が大赤字になり、多くの企業が潰れたり、潰れかけになって人員整理をした。また国内工場を海外に移して空洞化し、仕事がなくなった。このために円安で輸出企業は、利益が大幅に増えたが、工場が海外に移したために生産を急に増やすことはできない。今年から、日本国内で生産する機種を増やす企業が出てきた。中国の人件費が高騰してきたことも関係して、国内生産と変わらなくなってきた。(当時、急な円高を抑えるために少しドル買いしてドルを多く貯めこんでいたら、今回の円安で日銀は多少儲けしているかも)
 円安の効果で日本に来る外国人が1300万人近くに急増して、日本での買い物が2013の1.4兆円から2兆円近くになる。
 ただし、円安で輸入品は高くなるので、輸出していなくても国内の農業、漁業は有利になる。特に漁業は、漁船の燃料代が下がるので利益が出やすくなる。日本の農産物も海外に少し輸出しているが、さらに増えることになる。
 ただ、外国品を輸入している食品、衣料は高くなるが、人件費の安い中国などで生産するようになって、価格が大幅に低下したため、日本のデフレの一因でもあった。衣料や食料など価格が下がっても必要なだけしかいらないために価格が下がった分、市場が縮小した。娯楽などレジャー産業には、お金をかけることが出来るようになれば、使うことになる。
 日本は、外需より内需が大きいので影響はそれほど大きくないが、インフレ目標値2%が原油安のために難しくなっている。
 ただし、経常収支が赤字になると日本から、お金が出て行くので将来、日本が借金国に転落することになる。
 現在は、2013年末で325兆円の対外純資産を持っているので貿易赤字をこの資産からの利子などで経常収支は黒字に保っていた。
 消費税が5%から8%になって、国の消費税収10兆円が6兆円増えて16兆円になることを考えると、原油の値下がり効果で6兆円、日本の国債300兆円の利子6兆円は、非常に大きな金額であるが、だれも言及しない。
 さらに日経平均株価が倍増し、株の所有者の資産も倍増したが、年金資金も黒字になっている。お金持ちが増えることは、消費が増えることになる。自分が株を持っていない若者も親がもっていれば、お年玉が増えるし、遺産相続も増える。日本に金持ちが増えると格差拡大とか言うバカな左翼がいるが、共産国中国の格差は、日本より一桁以上の格差社会である。
 いくらお金を持っていても日本人は、生活に必要なだけしか、お金を使わないが、亡くなったら税金で多くとられてしまうので日本には、大金持ちは少ない。すなわち、大金持ちが多くいるほど、税収が増えて、その税金を国民年金や生活保護費などお金のない人に回って行く。国民健康保険もお金持ちが多いと、その分、多く負担するしくみになっているから、収入の少ない高齢者の多い医療費を肩代わりしていることになる。
 若い人が事業を起こして、多くの人を雇い、事業を拡大して、大金持ちになる人が多いとそれだけ、国民に回ってくることになる。日本人が、いい生活できるのは、このような能力のある人がいっぱいいて稼いでくれるためである。共産主義国のように能力のある人々を抹殺して、平等にしたら、共産党員以外、等しく貧しく家畜になっただけであった。
 日本は、古代から、いいものを大事に守ってきたために、他人のために働く利他主義者が多く、いい文化、伝統も大事にしてきたために欧米以外で日本が、明治に数十年で先進国になれた要因でもある。
 ただ、古代中華の科挙と同じで、ペーパーテストで暗記だけの利己主義者を多く輩出して、共産主義にはまって、日本を貶める人が増えて昭和の悲劇になった。

2015.06.27
 アベノミックスも第一の矢が上手く行って、円安で1ドル123円前後に株価も2万円を超えて、失業者も最低のレベルになって、公共投資も増やし、5千円で6千円の商品券の発行などで景気も良くなって、第三の矢で農業改革など多くの規制改革の施策を実行に移している。ただ、第三の矢の効果が出るには、数年以上かかる。
 また、日米安保の改革は、隣の盗賊国家が、軍事費を倍々で増強しているために、平和を維持するためには、同じように軍事費を倍増する必要があるが、一千兆円以上の国債発行がある日本では、お金をかけずに平和を維持するために、軍事大国の米国との協力関係を密にして、隙を作らないことで日本の軍事費を増やさずに済まそうとしている。米国との協力で戦争に巻き込まれる危険が増えると煽っているが、世界の平和を維持するために、日本がお金だけで済ますことが、許されないことを自覚すべきである。平和は、偽平和憲法9条では、どこの国も守ってくれない。安全が、タダで得られないように、平和もタダで得られない。
 安全のために警備を強化するように、平和を維持するために軍事協力を強化することは、必要不可欠である。
口でいくら平和と言っても効果がないし、逆に戦争に引きずり込まれてしまった例が山ほどある。(2015.06.27



2015.01.08追加
2015.01.13追加
2015.02.05追加
2015.02.07追加
2015.06.27追加

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック

  • お札不足のデフレ日本とインフレ米国

    Excerpt:  金本位制度があった時代は、金を購入した分金を刷って、金貨の代わり、お札を発行した。  今は、国債を購入して、お札を発行しても、インフレ目標に達しない!  これは、市場にお金が不足して証拠である。.. Weblog: なぜそうなるの?(独り言) racked: 2019-05-25 14:29