神奈川県、生コンクリート偽装!

神奈川県の生コン業者において、コンクリートの砂の代わりに安い
溶融スラグ(ゴミなどの焼却灰を溶かして固めたリサイクル資材)を
用いたコンクリートが300物件に使われていたことが判明した。
 このためにマンションでは建設がストップする事態に陥っている。
 コンクリートの柱などに使うと膨張率が高いのでひび割れを起こし、
強度の低下になるためにJIS規格で禁止されている。
 この偽装コンクリートを使用したマンションのコンクリート表面が剥
がれ落ちるなどしていた。
 最初のサンプルは正常な砂を使用したコンクリートであったが、
これほど多くのところで使用されていたが、見つからなかった。
 建築物の検査などきちんとしていないことが、このことを見ても明ら
かである。
 本来、建築物の主材料であるコンクリートに砂が使用されていなか
ったことも検査で見つけられないような建築会社は耐震強度の保証
もできるはずがない。
追加(生コン業界は、建築業者が直接指名できなくて、複数のの生コン
業者が提供することもあり、生コンの原材料の検査ができないシステム
になっているとのこであるが、生コン業界自体が検査して保障するように
するとか対応すべきである)
 従来から生コンは水の割増や海砂で塩分が高いものが使用されて、
鉄骨が腐食しやすくなるとかいろいろ問題が生じている。
 建築会社はこれら不正から、建物を守ってきちんとした建物にする
責任があるにも関わらず、大手のマンション建設会社が見抜けずに
被害に遭っている。
 ただし、販売してしまうと購入者が被害に遭うことになる耐震偽装の
構造設計と同じである。
 食品の偽装と同じく、目先の利益に目がくらみ違法行為に走る偽装
日本列島である。
 内部告発でしかわからないために、偽装を平気で行う業者が絶えない。


 
 生コンにJIS不適切材料 六会コンクリート工場の認証取り消し
2008.7.8 20:06
 経済産業省は8日、日本工業規格(JIS)で混入が認められていない「溶融スラグ」を入れた生コンクリートを製造、出荷したとして、JISの登録認証機関「財団法人日本建築総合試験所」が同日付で六会(むつあい)コンクリート相模生コンクリート藤沢工場(神奈川県藤沢市)のJIS認証を取り消したと発表した。出荷された生コンは神奈川県内で300件以上の建築物に使われているとみられ、国土交通省は、物件の特定と建築基準法上問題がないか調査に乗り出した。

 問題の生コンは砂のかわりに一般廃棄物や汚泥を焼却処理した後に残る灰を溶かして固めたガラス質の粒を使用、同工場が昨年7月から今年6月にかけて生産し出荷した。国交省によると、生コンは生産から90分以内に使用しなければならず、出荷先は横浜や鎌倉など県内5市内に限られるという。

 建設中の横浜市のマンションと藤沢市の工場で、コンクリートの表面がはがれる「ポップアウト」と呼ばれる現象が起き、情報提供を受けた国交省が横浜と藤沢市を通じて調べたところ不適切な溶融スラグが使われていたことが分かった。

 神奈川県によると、鎌倉市長谷の大仏トンネル工事など7カ所の県発注工事でも使用されており、県は近く強度試験を実施する。経産省の調べに同社は「溶融スラグを入れることで品質が良くなると思った」と話したという。

この記事へのコメント

ぶたさん
2015年05月08日 22:01
今だに残コンに新しい生コン混ぜて使ってる業者沢山います。
ちゃんと規制を厳しくしないと駄目ですよね!

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